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坚不可摧的校舍救了孩子们的命

房丽燕 (发表日期:2011-04-06 23:22:10 阅读人次:2025 回复数:5)

  

  
日本的建筑物中最坚固的是学校校舍这一点在这次东日本大地震中得到了最好的印证。地震发生时正好是上课时间,这也使众多的孩子幸免遇难。但即使校舍坚固,多半也禁不起几十米高海啸的袭击。可是位于宫城县山元町的中浜小学离海岸仅200米,却在海啸之后依然屹立在一片废墟中,而且该校师生一个也不少。

  
据今早电视节目的介绍,这所小学在地震发生之后得到了10分钟后海啸将至,希望师生们前往离海岸较远的一所中学避难的警报。但是校长认为小学生们跑到那所中学大概要花20分钟的时间,于是做出了决断:全校师生都到自校楼顶避难!结果海啸汹涌的浪潮袭击了校舍,最高拍到了2层楼,直逼学生们脚下,并吞噬了周围的所有建筑。但海啸过去,90名师生却安然无恙。

  
该校井上刚校长介绍说,这所学校何以如此坚不可摧,除了钢筋水泥的结构坚固之外,它与周围其他建筑物最大的不同点是非正面迎海,而是以侧身面海,与海岸线垂直而建。校舍还设计了较多的窗户。这样,海啸袭来时,建筑物与海浪接触面小,给与海水的阻力也小,而窗户则使海水能够迅速流过,使之较少地聚集能量,没有产生对建筑物过于强大的冲击力。

  
按照一般人的习惯思维,正面迎着大海的建筑设计很容易被人接受,周围的很多观光设施就是这样建设的,但在海啸之后无一幸存。电视中记者采访了这所学校修建当时的町长。老町长说当时就是考虑到了一旦发生海啸的情况,所以采取了这样的设计,而且建筑时将地基提高了3米。现在看来,这个设计确实很高明。

  
另外,校长随机应变的决断也是拯救全校师生性命的关键。如果他只是机械地照搬指示,而不考虑自校的具体情况,让学生们奔向指定的中学,那肯定会在避难的途中全军覆没。还有,校长之所以能迅速作出这样的决断,还缘于对采取了防海啸措施校舍的深切信任。

  
这场灾难的浩劫,可能使师生们变得一无所有,但他们还拥有最宝贵的东西----生命,而且是无数个年轻、鲜活而又充满希望的生命。只要活着,就可以再创造一切!

  
如今那座漂亮的橘黄色建筑孤独地矗立在海边,静静地诉说着大自然的猛威,诠释着人类的智慧。

  


  


  
震前的中浜小学

  


  
震后的中浜小学

  


  
俯视震后的中浜小学




 回复[1]:  东京博士 (2011-04-08 15:05:10)  
 
  房桑还真是研究房子的啊。。。

 回复[2]:  夏雨 (2011-04-08 22:14:49)  
 
  那位校长了不起,救了几十条生命啊!

 回复[3]:  房丽燕 (2011-04-09 00:27:39)  
 
  博士,我哪是研究房子的呀?我是照搬人家的解释。按说我应该是研究房子下面的地壳,无奈,不学以致用

  
夏桑,我也觉得校长很了不起,没“跑跑”,而是带着学生停在了房顶

 回复[4]: 只要活着,就可以再创造一切! 红叶 (2011-04-09 11:14:36)  
 
  “这场灾难的浩劫,可能使师生们变得一无所有,但他们还拥有最宝贵的东西----生命,而且是无数个年轻、鲜活而又充满希望的生命。只要活着,就可以再创造一切!”

 回复[5]: 若い世代を守らなければ、 三国天下 (2011-04-10 17:27:00)  
 
  若い世代を守らなければ、日本の将来はないのです。

  


  


  
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年間の被曝限度量、引き上げを検討 原子力安全委2011年4月5日

  


  
原子力安全委員会は5日、放射線量の高い地域の住民の年間被曝(ひばく)限度量について、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めた。放射線の放出が長引き、「長く生活する観点で考えないといけない」とし、現実路線への見直しを検討する。

  


  
会見した代谷誠治委員は「防災対策での退避は通常、短期間を想定している」と指摘。すでに数週間に及ぶ退避や避難の考え方について、政府から見直しを検討するよう相談されていることを明らかにした。 原発から半径30キロ圏外の福島県浪江町の観測地点で放射線量の積算値が上昇している。先月23日から今月3日までの積算値は10.3ミリシーベルトになった。日本では人が年間に受ける被曝限度量は現在、一律1ミリシーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では、緊急事故後の復旧時は1~20ミリシーベルトを目標としている。

  


  
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日本国民の被曝限度量の引き上げ

  


  
枝野幸男官房長官は6日の記者会見で、年間1ミリシーベルトとしている住民の被曝(ひばく)限度量について「現在の基準値は、短期間に大量の放射線を受ける場合だ。放射性物質を長期間受けるリスクを管理して安全性を確保しなければならない。原子力安全委員会を含め、専門家と何度か話をしている」と述べ、引き上げる方向で見直しを検討していることを明らかにした。

  
その上で「まだ福島第1原発の状況は予断を許さないが、この1、2週間の放射線量は事故直後より相対的に低い」と述べた。

  
文部科学省の調査によると、福島県浪江町で累計放射線量(3月23日~4月5日)が11ミリシーベルトを超えており、何らかの対応が必要だと考えたとみられる

  


  
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原発 緊急情報(50) 規制値が20ミリになると......

  


  
「枝野幸男官房長官は6日午前の記者会見で、福島第1原発の放射能漏れ事故を受け、年間1ミリ(シーベルト、以下省略)としている住民の被ばく限度量について、引き上げを検討していることを明らかにした。」

  
というニュースが流れ、その理由として記者は、

  
「屋内退避指示が出ている第1原発から20から30キロ圏の外側でも、大気中の放射線量の積算値が10ミリを超えた地域がある。このため、原発事故の長期化を前提に、健康に影響が及ばない範囲で被ばく限度の基準を緩める必要があると判断した。」

  
と解説しました。 

  
.......

  
この政府の変化について、私たち被曝する身になると、次のことを知っておかなければなりませ。(記者が書いているようなこと......「健康に影響が及ばない範囲で基準をゆるめる」......ことはできないのは当然だから)

  


  
1) 福島原発の事故が起こったから(という理由で)、私たちの放射線に対する防御の能力が上がったのか(事故があったからという理由で、放射線が20倍も安全になったのか)?

  


  
2) 規制値をゆるめる理由となるICRP(国際放射線防護委員会)の勧告にはどのように記載されているのか? ICRPの真なる意図はなにか?

  


  
3) かつて「100ミリまで健康に影響がない」と言い続けていた日本政府は、なぜ、今になって「年間1ミリ」が住民の被曝限度と言い出したのか?

  


  
その上で、私たちはどのように放射線から防御しなければならないかを考えたいと思います.

  
......

  


  
【1の答え:人間は急に放射線に強くなるのか?】

  


  
事故が起こったから人間が放射線に強くなるということはありません。やはり「安全な放射線」は1年間1ミリで変わらないのです。つまり1ミリから20ミリになると、病気の危険性は20倍に上がります。

  


  
具体的には、今まで放射線が増えることで1億人(日本人全体)に対して500人が(放射線で)ガンになると予想されていますが、その20倍の1万人になります。つまり、20ミリあびると、交通事故と同じぐらいの危険があることを意味しています.

  


  
なぜ、そんなことをするのかというと、ICRPは「事故の時には総合的に考えて、仕方のない範囲で我慢する」ということだからです。たとえば事故処理に当たる作業の人も限度が上がるが、その場合は「志願者」だけに限るなどのことをしていて、非常時を強く意識しています。

  


  
その意味で、繰り返しますが、記者が言っているような「健康に影響がない範囲」などというのは被曝ではありません。

  


  
【2の答え:ICRPの勧告の意味】

  


  
非常時のICRPの考え方は、まず、第一に「全体のために少し我慢してくれ」という思想に基づいていること、

  


  
第二に「短期間に限る」ということで、たとえば屋内待避(2日間)、一時的な避難(1週間)、食糧制限(10ミリ)などのように「臨時措置」であること(防護措置のあるもの)、

  


  
しかし、さらに国が「総合的な施策」を打つことができれば、状況に応じて20ミリまでOKというものです。無条件で、1ミリが20ミリになるわけではありません。

  


  
簡単に言うと「短期的で、国が十分なケアーをする場合に限り」ということです。

  


  
【重要な前提】

  


  
ICRPが使っている「放射線量」は、(外部被曝+内部被曝)の合計で、それに対して日本政府のものは(発表がないので定かには判らないが)外部被曝だけと思われます.

  


  
その点では、今、1時間に1マイクロと発表されているところは、2倍して2マイクロ(呼吸によって体内に入る量)、それに食品や水からの1マイクロ(水道が特に汚れていない地域)を加えて、「3倍」にして3マイクロで計算してください。

  


  
(例)

  
1×3×365(日)×24(時間)=26ミリ

  


  
私たちは、家族の健康には、1年20ミリは臨時のこととして、これまで通り、1年1ミリを基準に考えることです。

  
......

  


  
このように当然のことですが、事故が起こったから突然、人間が放射線に強くなる訳ではないので、「1年1ミリなら安全」というのは変わりません。

  


  
また、ICRPの勧告を「よくよく読んで」、「なんとか日本人により多く被曝させたい」という意図を持って重箱の隅をつつく(法の網の目をくぐる)ようにすれば、若干の余裕もあります。

  


  
本来、国民を守るためにあるお役人や専門家は、もしかすると「放射線の害を少なく見せたい」という欲求から、網の目をくぐるような言い方をしてくる可能性があります。

  


  
でも、私たちは「より多く被曝したい」のではなく「より安全に」ということで、ICRPも「事故の時にはやむをえず20ミリまでよいが、できれば1ミリ」という考えは変わってはいません。

  
......

  
ところで、日本政府は最初「100ミリまで健康に影響がない」と言って、それにのった専門家は、たとえば私のことを「1年に1ミリなどと言って、危険を煽る学者がいる」などと言ってきましたが、今回、見通しがついたら「1ミリが限度」と公式に認めました。

  


  
それは前進です.

  


  
しかし、放射線被曝は「最初が肝心」なので、このような変化は「国民の為を考えているのではなく、政府の保身」から出発しているのでしょう。最初に1ミリといって避難させるべきなのです。

  


  
また、国民を守る最後の砦である、原子力安全委員会も、地方自治体も、20ミリになって「仕事は楽になる。国民は被曝が増える」という二つのことのうち、「仕事が楽になるなら歓迎だ」という態度にでると予想されますので、注意を要します.

  


  
(平成23年4月7日 午前9時 執筆)

  
武田邦彦

  


  
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文科省:放射線量が基準値超えてる校庭は使わずに屋内授業だけ

  
(2011/04/10(日)

  
文部科学省は、校庭など、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を近く福島県に示す方針を固めた。

  
同県内では、一部の学校で比較的高い濃度の放射線量や放射性物質が検出されており、体育など屋外活動の実施可否について早期に基準を示す必要があると判断した。

  
同省などによると、基準は、児童生徒の年間被曝(ひばく)許容量を20ミリシーベルトとして、一般的な校庭の使用時間などを勘案して算定する方針。

  
原子力安全委員会の助言を得た上で、大気中の線量基準などを同県に示す。

  
基準を超えた場合、校庭を使用禁止にし、授業を屋内だけに限るなどの措置をとる案も出ている。

  


  
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【参考データ】福島県内の公立学校の調査結果

  
http://www.pref.fukushima.jp/j/schoolmonitamatome.pdf

  


  

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