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中国軍機、色濃い「独断」説

用户名() (发表日期:2014-06-07 16:55:45 阅读人次:1087 回复数:2)

  中国軍機、色濃い「独断」説

  
自衛隊機に異常接近 同じパイロット、2度挑発

  
2014/6/7付日本経済新聞 朝刊

  
またしても危ない事件が起きた。中国軍機による自衛隊機への異常な接近だ。なぜ、こうした挑発が続くのか。底流を探ると、中国軍の「内患」が浮かび上がる。

  
距離30メートルまで

  
「中国軍は、末端への統率が徹底されていないのではないか……」。挑発事件の分析に当たっている日本政府内では、こんな見方が出ている。

  
事件が起きたのは、5月24日、東シナ海の公海上だった。午前11時ごろ、画像情報を集める海上自衛隊の航空機に、中国軍のSU27戦闘機2機が接近。このうち1機が約50メートルまで迫った。

  
その約1時間後、こんどは航空自衛隊の電子測定機にも、同型の2機が近づき、1機との距離は約30メートルに縮まった。

  
超高速の戦闘機にとり、これはひとつ間違えば、ぶつかりかねない距離だ。一部には「中国軍が力を誇示するため、危険な挑発に出た」との分析もあるが、舞台裏の構図はそう単純ではない。

  
実は、この事件では、重要な情報が伏せられている。自衛隊機に異常接近したのは、2回とも同じパイロットだったのだ。この事実は機体の番号によって確認された。同じ上空にはもう1機、中国機がいた。こちらも自衛隊機に近づいたが、あくまでも一定の距離を保っていたという。

  
事件後、防衛省が発表した問題の中国機の写真も、1機だけ。もう片方は危うい挑発はしなかったとみて、あえて公表しなかったのだ。

  
こうした状況も踏まえ、日本政府内で有力になっているのが、異常接近は一人のパイロットによる独断行動だったとの説だ。「中国軍上層部が指示したというより、パイロットの判断でやった形跡が濃い」。検証を進める複数の政府関係者はこう明かす。

  
むろん、中国軍上層部がパイロットの一人に、異常接近を命じた可能性も理屈では考えられる。だが、政府関係者はこの見方にも否定的だ。

  
「中国軍といえども、パイロットの技量が相当に高くなければ、怖くてあそこまでの急接近は命じられない。あのパイロットの技量からみて、司令部がそんな命令を出したとは思えない」。安全保障担当者はこう断言する。この中国機は自衛隊機に近づいた時、機体が安定せず、上下に揺れていたとの情報もある。

  
教育追いつかず

  
中国軍はこの15年間ほどで、主力戦闘機の保有数を6倍以上にふやした。「パイロットを急いで育てたため、訓練や国際ルールの教育が十分、追いついていない」(自衛隊幹部)。だとすれば、問題の根はより深い。

  
巨大な中国軍は司令部と部隊の人事異動が少なく、ただでさえ、中央の統率が末端に徹底されづらいといわれてきた。近年、相次いでいる挑発事件でも、現場による「独断」の形跡がある。

  
特に緊迫したのが、中国軍潜水艦による2004年11月の日本領海侵犯だ。当時、北京の防衛駐在官だった小原凡司·東京財団研究員は「これも現場の単独行動だった可能性が強い」として、こう振り返る。

  
「事件直後に会った中国海軍司令部の幹部は、何が起きたのかすぐには分からなかった、と認めた。それから8カ月が過ぎたころ、こんどは同司令部の参謀が『もう、あのようなことは起きない。現場の艦隊に、国際法の講義を実施したからだ』と言っていた」

  
13年1月、中国軍艦船が自衛隊艦船に射撃用のレーダーを照射した事件も、おそらく同様だ。その証拠に、中国海軍は今年4月、レーダー照射などを禁じる行動規範を日米など20カ国と結んだ。

  
もっとも、挑発を許す土壌を、中国指導部がつくっているのも事実だ。習近平体制下では、反日宣伝や強国路線が勢いづいている。軍の現場が日本により強気になっても、不思議ではない。

  
急激に膨張する中国軍。その強さだけでなく、内部の弱さも思わぬ危機を招く。日本が呼びかける危機管理の枠組みづくりは、体制の安定をめざす中国指導部にとっても急務のはずだ。

  
(編集委員 秋田浩之)




 回复[1]: 这事我觉得类似愤青开辆德国越野车逼停外交官丹羽的事件。 深谷 (2014-06-08 08:11:00)  
 
  区别是开的是源自俄国的飞机。

  
而且日本飞机大且慢,中国飞机真撞上了也容易吃亏。顶多是过过干瘾罢了。飞的接近30米也不一定是刻意的,险些玩砸了的可能性也很大。

  


  
当然日本要借此如何如何就是另外的事情了。

 回复[2]:  东京博士 (2014-06-08 19:54:33)  
 
  那个南海上空的王伟不是玩砸了嘛,把自己玩到连个影子都找不到的世界去了。

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